精進湖についてのお話〜東洋のスイス〜
精進湖のあらまし・・・・「ジャパン ショージ」が英国を駆け巡った。
精進湖の景観は富士五湖一といえます。1895年(明治28年)、日本に帰化した英国人
ハリー・スチュワート・ホイットウォーズが富士山を最も美しく眺められる地を求めて、1年がかり
で富士山麓を巡り、ようやくたどり着いたのが精進湖だったのです。
この風光に魅せられたホイットウォーズはここを永住の地と決め、日本有数の避暑地「ジャパン
ショージ」として海外への観光宣伝に力を注ぎ多くの外国人観光客が訪れました。富士五湖で
最初のホテルも外国人専用として精進湖で創業され、いまなお当時の面影を残しています。
富士五湖の中でも最も小さく周囲はわずか5キロで、サイクリングをしてもわずか30分ほどで
湖畔を一周することができます。精進湖畔から見る「赤富士」や「子抱き富士」など、富士山の表情
も多様で多くの写真家に愛されるビューポイントもあります。
「春」
冠雪を帽子のようにのせた富士山に木々の新芽が緑を添えます。
湖畔の桜は、ゴールデンウィークの頃まで楽しむことができます。
「夏」
盛夏でも25度を超えることが無く、涼を求める観光客が集い、キャンプや林間学校で賑わう季節
を迎えます。
「秋」
富士山に冠雪が降りる頃、抜けるような青空に秋雲が広がり、富士の樹海もパッチワークを敷き詰めた
ような紅葉につつまれます。
自然と語らう散策の季節です。
「冬」
枯れ木立に霧氷の花が咲き、張り詰めた冷気のなか、雄大な富士の姿に多くのカメラマニアが集います。
心のこもった郷土料理が温かく迎えてくれます。
「子抱き富士」
母なる富士山がそっと手前の山「大室山」を抱いているように見えるので「子抱き富士」と呼ばれます。
ここ精進湖からでしか見られることのできない風景です。
「赤富士」
雪が消え、地肌の赤みに日が当たり赤く染まる状態。夕景である。
「紅富士」
富士の雪化粧に日の出、日の入りの光線が当たりピンク色に染まる富士のこと。
「精進湖」
水深ー25.5m
海抜ー902m
お祭り&イベント
精進湖の夏は毎年8月4日に行われる「涼湖際」で最高潮を迎えます。
花火大会や歌謡ショーをはじめ、ボート供養のように、釣り人で賑わう精進湖ならではの珍しい行事も
楽しめます。また湖畔から徒歩5分程の諏訪神社社殿正面には、国の天然記念物に指定されている
「精進の大杉」があります。
千年杉と呼ばれ、根回り13.6m、高さ40m以上、県内随一の大きさで全国的にも有数の巨木です。
富士五湖について
富士五湖(山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖)は、もとは富士三湖でした。
本栖湖、精進湖、西湖は以前は大きな一つの湖で「せの海」と呼ばれていた。
貞観六年(361年)富士山が大爆発を起こし、溶岩流が「せの海」に流れこんだ。
そのときの、溶岩量は相当多く16キロ四方に及ぶ青木ヶ原樹海のベースとなる地形
が作られた。その厚さでさえ100m以上と言われ、流れ込んだ溶岩で「せの海」が三つにわかれ
現在に至っている。この三湖は地下でつながっており、水面が海抜900mほどで同じになっている。 |